国内外の動物用医薬品流通実態調査事業
一般社団法人全国動物薬品器材協会の主催で、令和5年度・令和6年度の2年間にわたって「畜産用動物薬等の安定供給対策・研修強化事業」が実施され、その中の一事業である「国内外の動物用医薬品流通実態調査事業」の一部を担当させていただきました。
その報告書が同協会のウェブサイトに掲載されていますので、ご紹介致します。
- 動物用医薬品流通実態調査(令和6年3月)
- 海外調査報告書(米国)(令和6年3月)
- 海外調査報告書(欧州)(令和7年3月) 協会のウェブサイトで公開されました
世界の中の日本~日本の動物薬市場~
一般社団法人全国動物薬品器材協会からのご依頼で、標記連載を2年間行いました。
日本の動物薬産業を理解するのに非常に役立つと好評をいただいております。
全編お読みいただけると幸甚です。
1 世界の動物薬市場は6兆円
2 農水省が本気で次世代の食品産業を育成
3 企業展示で知る動物薬産業のダイナミズム
4 承認された動物用医薬品がまだない疾病に世界はどう立ち向かうのか
5 日本で鳥インフルの牛からヒトへの感染は杞憂か
6 競馬における薬物規制・禁止行為の国際協調
7 日本の動物薬企業はもっと積極的に海外に情報発信すべきです
8 研究開発型に特化して世界市場に気炎を吐く日本企業があります
9 日本としての市場価値を向上させない限り、動物用医薬品産業の発展も安定供給も望めません(印刷中)
No.9は印刷中です。公表されましたら、ここに掲載します。

mVm誌 223号の特集「動物病院の投薬コンプライアンス2025」に寄稿しました
「薬剤処方と流通の観点からみる日本の獣医療」
ファームプレス社の獣医師向け商業誌「mVm」223号の特集「動物病院の投薬コンプライアンス2025」の巻頭で、「薬剤処方と流通の観点からみる日本の獣医療」というタイトルで原稿を寄稿しました。

私の原稿8ページの構成は次のようにしました:
1.投薬コンプライアンスの重要性
2.日本の獣医療における薬剤処方の現状
1) 薬剤処方のプロセス
2) 法的規制と獣医師の役割
3) 飼い主の課題
3.動物用医薬品の流通
1) 流通の基本構造
2) 流通の課題
3) 流通における規制と管理
4.投薬コンプライアンス向上のための取り組み
1) 獣医師による取り組み
2) 飼い主に対する支援
3) 業界全体の取り組み
5.おわりに
実は当初、この原稿執筆を受けるべきかどうか非常に悩みました。というのも、今回5つのテーマがあり、執筆担当者の3名が薬剤師、2名が獣医師(開業していない私も獣医師としていただいて)であり、薬剤師の方が獣医師よりも多いという状況下でどのような展開になるかが不明であったためです。けれどmVmの金山社長や、本特集ご担当の北内さんと議論して、これは時代の転換点だと感じお受けすることにしました。つまり、私たち獣医師は、これまで薬剤師さんとは一切関係なく獣医療を行ってきていると思いがちですが、動物の治療に用いる人体薬や動物薬の研究開発には多数の薬剤師が関わっています。人体薬でも動物薬でも販売に当たっては薬剤師が法的に必須です。つまり、これまで獣医療において薬剤師の存在は陰に隠れていましたが、それが表舞台に出てきたということなんです。それであれば、薬剤師の方々にも獣医療の現状を理解していただく必要があると感じて、法的規制や、人医療とは異なる獣医療における薬剤費の値決めの方法なども問題提起したいと考えた次第です。この特集から何か時代の変化が伝われば、金山さんと北内さんにとって大成功ですよね。
2024年10月27日、中山獣医科病院の50周年記念をお祝いし、祝賀会でお話しする機会を得ました
これまで何十年もお世話になっている中山正成先生・律子様ご夫妻の慰労会を兼ねて、開業50周年記念の祝賀会が、由緒ある奈良ホテルで開催されました。そこで「小動物医療の50年と近未来」と題して講演する機会を得ました。
中山先生、奥様、長年お疲れ様でした。また田中院長をはじめ皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます。


動物薬の欠品問題についてAVCで議論しました
アフター・コロナの問題として浮上している動物用医薬品の不足・欠品問題について、オランダ国ユトレヒトで開催された第29回AVC総会で話す機会を得ました。
各国のコンサルタントだけでなく、EU(欧州共同体)EMA(欧州医薬品庁)のDr. Schalanskyともディスカッションすることができ非常に有意義な機会をえました。



連載「世界の中の日本〜日本の動物薬市場〜5」
氏政雄揮(アームズ㈱代表)著「世界の中の日本~日本の動物薬市場~5」が発行されました。リンク先から閲覧できます。
世界の中の日本~日本の動物薬市場~5 「日本で鳥インフルの牛からヒトへの感染は杞憂か」 (氏政雄揮著)
Brakke Consulting, Inc.のセミナーで講師を務めました

(公社)名古屋市獣医師会で講演する機会を得ました


第29回北海道小動物獣医師会年次大会で講演する機会を得ました

Animal Health, Nutrition & Technology Innovation 2023が東京で開催されました
開催日時:2023年10月17−18日
開催場所:ヒルトン東京
Animal Health Nutrition & Technology Innovation Asiaが4年ぶりに東京に帰ってきました。
コロナ禍でオンライン開催になり、昨年はタイ国バンコクで開催されましたが、東京でface to faceで10月17−18日に開催されました。

私は今年もSelection Committeeのメンバーとしてプログラム策定に関わり、またモデレーターとして1時間のセッションの司会を務めます。
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Brakke Consulting 日本向けウェビナー: 動物薬産業の業界概要2023のご案内
開催日時: 2023 年 6 月 7 日(水)午前10:00~正午(日本時間)
Brakke Consultingでは6月7日に国内外で高く評価されている「動物薬産業の業界概要」の特別版を日本向けにお届けします。 プレゼンテーションは英語と日本語で行われます。

詳細はこちらから
獣医師主導の「臨床研究」について農林水産省から通知が発出されました
農林水産省が動物用医薬品の臨床研究に関する適正な基準を示す通知を発出しました。
これは、動物用の臨床研究にルールがなかったため、長年にわたり法に抵触する恐れがある研究が行われていたことが問題となっており、透明性を確保し、適切な創薬環境を整備する狙いがあります。
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2023Animal Health Industry Overviewに参加しました

ラスベガスでWVCと同時開催されていたBrakke Consulting 社主催の2023 Animal Health Industry Overview に参加しました。
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獣医師商業誌 mVm 2023年3月号(通巻209号)の特集を企画しました
今号は「動物病院の出口戦略」が特集のテーマで、代表の氏政は昨春から1年かけて編集部とこの特集を練り、また光栄に巻頭言を書かせていただきました。

詳しくはこちらから
第95回WVCに参加しました。

2月19−22日にラスベガスで開催された第95回WVCに参加しました。
コロナ禍のため3年ぶりです。
続きはこちらから
(公社)岡山県獣医師会 令和4年度第2回小動物講習会で講演しました。

令和5年2月12日(日)に「小動物医療の近未来」と題した経営セミナーの講師を務めました。
令和4年度動物用医薬品等販売者等認定で講師を務めています。

一般社団法人全国動物薬品器材協会が主催する標記認定研修の講師を、全国3カ所(計4回)で務めました。
- 10月12日 北海道ブロック
- 10月20日 関東ブロック
- 11月8日 新規認定研修会
- 11月15日 中部ブロック
詳しくはこちらへ
北海道大学同窓会で現役生・卒業生に話をする機会を得ました
9月24日に第12回北海道大学獣医学部同窓会フォーラムが対面とウェブでのハイブリッド形式で開催され、「アラ還同窓生から現役学生へのメッセージ」と題して7人のアラ還同窓生が話しました。その中の1人として話す機会を得ました。

VSJ Teams Executive Summit 2022で講演しました
愛媛県松山市北条で獣医師および動物看護師の卒後教育、マネジメントの課題解決に注力されているVSJ合同会社(代表:辻田裕規先生、三好紀彰先生)からのご依頼で、7月24日に北条を訪問し、講演する機会を得ました。



詳しくはこちらへ。
2022年もAnimal Health Innovation Asiaでコンサルティングパートナーを務めることになりました
2018年香港、2019年東京、2020年/2021年WEB開催であった英国Kisaco Research社主催のAnimal Health Innovation Asiaが今年は10月18−19日にタイ・バンコクで開催されます。
https://animalhealthasia.com/events/animal-health-innovation-asia
主催者からのご依頼を受け、弊社は今年もコンサルティングパートナーとして、この一大イベントに協力することとしました。
日本からも多くのスタートアップや製薬企業、投資家が参加されることを期待しております。

遺伝子組換えカイコ由来のバイオ医薬品またはワクチンの共同開発・共同研究についてアンケートを実施しました
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と共同で、遺伝子組換えカイコ由来のバイオ医薬品またはワクチンの共同開発・共同研究についてアンケートを実施し、好評をいただいて終了しました。ご興味をお示し下さった企業様には以下の資料をご提供致しました。
本資料の著作権は農研機構が保持し、資料の二次使用・再配布は厳禁です。あくまでも社内でのご検討のみにお留め下さいますようお願い申し上げます。

第二種動物用医薬品製造販売業許可を取得しました
選任製造販売業者としての業容を拡大するために第二種動物用医薬品製造販売業許可を新たに取得しました。
弊社では以下の業許可を取得し、維持しております。
- 動物用医薬品製造業許可
- 第一種動物用医薬品製造販売業許可
- 第二種動物用医薬品製造販売業許可 追加取得
- 動物用医療機器製造業登録
- 第二種動物用医療機器製造販売業許可
- 動物用体外診断用医薬品製造業登録
- 動物用体外診断用医薬品製造販売業許可
- 動物用医薬品卸売販売業許可
- 動物用医薬品店舗販売業許可
2021年(令和3年)10月22日(金)第54回動薬ゼミナールで講演します
クレコンリサーチ&コンサルティング株式会社からのご依頼で、10月22日(金)開催の第54回動薬ゼミナールの講師を務めることになりました。

Animal Health Innovation Asia 2021で講演します
今年もバーチャルですが、英国Kisaco Research社が主催で 10月19−20日にAnimal Health Innovation Asia 2021が開催されます。弊社は3年連続でConsulting Partnerとしてプログラム策定に協力しております。

また、2019年には動物用医薬品の承認取得方法等について解説していますので、今回は動物用医療機器・動物用体外診断用医薬品の承認取得法について解説する予定です。
オンデマンドでいつでもみられます。ご参考になれば幸いです。

・“Regulatory Pathways and Market Access in Japan” presented in 2019
豚用の針なし注射器「イプラデルミック」が動物用医薬品等データベースに掲載されました。
動物薬事コンサルティングを行うアームズ株式会社では選任製造販売業者として動物用医薬品・動物用医療機器・体外診断用動物用医薬品の申請〜承認を得ています。

企業紹介用ビデオを作製しました
Animal Health Innovation Asia 2020のConsulting Partnerに就任
2020年11月24−26日にオンラインで開催予定のAnimal Health Innovation Asia 2020で、昨年に引き続きConsulting Partnerとしての就任を依頼され受託致しました。

香港で開催された一昨年、ウェスティン東京で開催された昨年と異なり、新型コロナの流行下で今年はオンライン開催となりました。昨年と同様、Consulting Partnerへの就任を求められお受け致しました。(続きを読む)
Animal Health Industry Response to COVID-19 and Rise of Telemedicine の発刊に協力しました(ダウンロード可能です)


英国Kisaco Research社が取材し、全世界の動物薬企業向けに発行した「Animal Health Industry Response to COVID-19 and Rise of Telemedicine(動物薬産業:新型コロナへの対応と遠隔診療の興隆)」に日本代表として取材を受け発刊に協力しました。(続きを読む)
ウィズ・コロナ時代のねことの暮らし、動物病院との向き合い方
2020年、突如として猛威をふるいはじめた新型コロナウィルス。ねこの飼い主のみなさまは、人への影響だけでなく、ねこへの影響や、ねこ同士の感染を心配されている方も多いかと思います。ねこ用IoTトイレを開発・販売する(株)トレッタキャッツ(代表取締役:堀宏冶 氏)からのご依頼で、標記の記事を寄稿しました。
新型コロナの第二派の流行も危惧される中、数多くの飼い主さんの目に留まりますよう願っております。(続きを読む)
(公社)日本獣医師会雑誌に寄稿
(公社)日本獣医師会の会報「日本獣医師会雑誌」Vol.72 No.10 (2019)に「日本における獣医療と関連産業の現状と未来 ~未来を変える技術~」を弊社アームズ株式会社代表の氏政雄揮が寄稿しました。
全文は以下から読めます。
(続きを読む)

(公社)日本薬剤師会で講演
2020年2月に(公社)日本薬剤師会主催の農林水産薬事薬剤師部会 動物薬事研修会で講演しました。日本獣医師会雑誌で述べたことに加えて、海外で追加調査した内容をお話しました。日本薬剤師会での講演は7年ぶりで、非常に光栄に存じます。
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Animal Health Innovation Asia 2019でConsulting Partnerを務めました
2019年11月6-7日にホテルウェスティン東京でAnimal Innovation Asia 2019が開催されました。
弊社アームズ株式会社はConsulting Partnerとして本イベントのプログラム策定・日本企業の海外導出・海外企業の日本への紹介など、本イベントに参加される企業のために努めております。(続きを読む)

講演「今後の獣医業界 〜 一次診療と二次診療はどこへ向かうのか 〜」
2019年5月29日、JASMINEどうぶつ循環器病センターで「今後の獣医業界 〜 一次診療と二次診療はどこへ向かうのか 〜」と題した講演を行う光栄な機会を頂戴しました。
(続きを読む)

東京都の平成30年度飼育動物診療施設開設者講習会で講演
東京都の平成30年度飼育動物診療施設開設者講習会で「「海外及び国内における未承認薬・偽造薬流通と獣医療の現状について ~獣医療の倫理とリスク~」と題する講演の講師を務めました。光栄な機会を賜り御礼申し上げます。(続きを読む)

2018年12月、アニジョブ「ペット業界の働き方 Vol.5」でインタビューを受けました。
アニコムフロンティア株式会社が運営するanicom jobs(アニジョブ)で「ペット業界の働き方 〜私の場合〜」という企画があり、インタビューを受けました。(続きを読む)

2018年11月16-18日、第39回動物臨床医学会年次大会
第39回動物臨床医学会年次大会で3つのセッションを担当しました。(続きを読む)

北海道小動物獣医師会年次大会2018で講演
2018年11月4日(日)の獣医師&動物看護師合同セミナーで「北海道の獣医療~時流は変わる!これからの視点!」というテーマで講演する機会を頂戴しました。(続きを読む)

ヒルズ・スペシャルイベント「ヒルズ・リボーン」で基調講演を行いました。
2017年11月~2018年1月に日本ヒルズ・コルゲート株式会社が開催したヒルズ・スペシャルイベントに基調講演およびパネルディスカッションを行いました。(続きを読む)

日本経済新聞の取材を受け、日本の動物用医薬品業界について解説しました。
日本経済新聞から取材を受け、2017年4月13日に新聞に掲載されました。また、その後5月10日にTV東京のモーニングサテライトの特集「ここまで来た!ペット医療最前線」で、ペット用医薬品の市場動向の解説にアームズ提供のデータが使用されました。(続きを読む)

2016年11月30日、北京から来日中の7名の中国人獣医師に動物医院管理検討会(動物病院経営セミナー)を開催致しました。
日本の小動物医療の歴史を紐解きながら、中国の獣医療が今後どう発展するのかを予測するとともに、日本の動物病院の特徴、トップクラスの動物病院の状況、日本が抱える問題などを一緒に検討しました。(続きを読む)
2016年11月18日(金)~20日(日)に大阪国際会議場で開催された第37回動物臨床医学会で4つの経営分科会を実施しました。
経営分科会委員長として、日本の獣医系学会で初の2日間を通じて4つの動物病院経営(マネジメント)セミナーを企画・開催しました。講師としてご講演下さった先生方、ご聴講下さった皆様、厚く御礼申し上げます。(続きを読む)

日仏獣医学会誌 vol.28 (2016) に掲載されました
2016年6月にフランス国アヌシーで開催された第13回日仏獣医学会で講演した「日本で生まれ、海外で育ち、花開いた動物用医薬品」が日仏獣医学会誌 vol.28 (2016)に総説記事として掲載されました。(続きを読む)

2013年11月13日、株式会社メディサイエンスプラニングとアームズ株式会社は共同で新会社「株式会社ブイエムスリー」を設立しました。
2013年10月25日に株式会社メディサイエンスプラニング(東証JASDAQ上場 コード番号:2182 当時)及びアームズ株式会社は、共同事業を行うことについて具体的な検討を開始することに合意し、基本合意書を締結しました。(続きを読む)
アームズ株式会社は、2013年6月28日付で一般財団法人生物科学安全研究所と業務委託契約を締結しました。
アームズ株式会社(代表取締役:氏政雄揮)は、2013年6月28日付で、一般財団法人生物科学安全研究所(理事長:萬田富治 氏)と、承認申請支援業務やコンサルティング業務に関する技術支援、アドバイスを提供する業務委託契約を締結しました。(続きを読む)
日本獣医師会雑誌 (Vol.65 No.1 2012)に、動物薬業界の解説記事が掲載されました。
(公社)日本獣医師会からの依頼を受けて、「近年の動物薬業界の国内外の動向 ー企業再編に伴う開発、製造、販売事情の変化と今後の見通しー」という記事を寄稿し掲載されました。(続きを読む)

2010年、日本動物用医薬品協会の広報誌 JVPA Digestに総説記事が掲載されました。
社団法人日本動物用医薬品協会(現・公益社団法人)から依頼を受けて「動物用医薬品業界の再編動向と動物関連ビジネスの現状について」という総説記事を2010年に寄稿しました。
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