九州大と九大発のベンチャー企業「KAICO」(カイコ)は26日、新型コロナウイルスのワクチン候補となるタンパク質の開発に成功したと発表した。同大農学研究院が飼育しているカイコ約450種の中に、このタンパク質を大量に作れる種があることを発見。将来的には、カイコのまま「食べるワクチン」の開発も視野に入れている。
(西日本新聞)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/620746/
《アームズ の視点》
「食べるワクチン」のアイデアは興味深いと思います。ただ、経口ワクチンで免疫原性を保持するのはなかなか容易ではありません。
「サナギの状態を食べることで腸から吸収されることも期待できる」とのことですが、熱をかけて調理すると抗原となるタンパク質が変性してしまうかもしれません。
KAICO株式会社の大和社長はよく存じ上げているので是非、大きなブレークスルーを成し遂げられて成功されることを願っております。